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[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「“新潟2歳S”は社台に逆らうな」 | アサ芸風俗

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「“新潟2歳S”は社台に逆らうな」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「“新潟2歳S”は社台に逆らうな」

2014/08/28

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「“新潟2歳S”は社台に逆らうな」

2歳の夏に行われる新馬戦は、野球で例えるなら高校野球のようなものでしょう。

だからこそ、クラシックを目指す競走馬は、夏の甲子園に出さないのが定石でした。競馬における夏の甲子園とは、夏のローカルの短距離戦です。2歳の夏にローカルの短距離戦で馬を仕上げてしまうと「ダービーで通用しない」リスクが高かったのです。短距離のリズムで走ることを覚えてしまい、クラシックディスタンスで末脚を伸ばす競馬ができなくなるためです。

新潟2歳Sも、以前は社台グループ生産の人気馬が消え、地味な血統で育成の早い馬が穴を出すレースでした。ところが、昨年は社台グループ生産馬が1~3着を独占。5着も社台グループでした。なぜ「流れ」が急に変わったのでしょうか? その原因は競馬の構造を決定づける「環境」が変わったからです。

12年から、中央コースの東京(阪神も)で6月から新馬戦が行われるようになりました。これは見逃せません。極端に例えれば、夏の全国高校野球大会がドームで行われるようになり、中4日で戦うぐらいの変化です。要するに、若い時期に馬を仕上げても、壊れる心配が減ったのです。

この変化に呼応するように、初夏の中央コースで走った馬がそのままクラシックで好走するようになりました。昨年は6月の東京でデビューしたイスラボニータが皐月賞を制し、ダービーで2着。ハープスターも桜花賞1着。オークスで2着。この2頭はいずれも社台グループ生産馬。説明するまでもないでしょうが、ダルビッシュや田中マー君のような逸材を一手に抱え込む名門牧場です。

以前までは馬を壊すだけの夏の新馬戦も、今のレース体系であれば、クラシックで有利になることを名門牧場は気づいたのです。

テンダリーヴォイスやアヴニールマルシェは、ベタベタな良血馬で馬券妙味も疑問です。が、この手の馬に逆らえないのが、今の競馬なのでしょう。

また、今年の社台グループはハービンジャーやチチカステナンゴ産駒を意図的に早く仕上げています。この流れにも気を配りたいものです。

◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ) テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。