[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「中山金杯」は前走の着順がカギ!」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「中山金杯」は前走の着順がカギ!」

2016/12/29

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「中山金杯」は前走の着順がカギ!」

1月5日のWIN4は中山金杯。基本的には前走好走馬が強く、

JRA、かつ芝2000メートルのGⅠかGⅡにおいて優勝経験があった馬を除くと、前走の着順が5着以下だった馬は、13年以降〈0 1 1 35〉でした。傾向も考えると、狙ってみたいのはシャイニープリンスあたり。もっとも、内枠有利という面もあるので、可能なかぎり手広く押さえたほうがいいと思います。

WIN5の京都金杯は、傾向からもわかるように、芝マイル前後や多頭数のレースに実績がある馬を重視したい一戦。さらに、前走の馬体重が480キロ以上だった馬は09年以降〈2 3 1 68〉と安定感を欠いていました。早くから出走を表明していた馬の中ではケントオー、マイネルハニーあたりが楽しみ。ただ、こちらも5〜8枠だった馬は09年以降〈0 1 2 63〉ですし、枠順しだいで柔軟に構えるべきでしょう。

1月8日のWIN4、フェアリーSは臨戦過程がポイント。傾向から、芝マイル以上のレースに実績がない馬は評価を下げたいところです。さらに、前走から中3週以内だった馬は13年以降〈0 1 0 23〉。優勝馬4頭、そして好走馬の大半は前走が前年の5回東京でした。コーラルプリンセス、シンボリバーグあたりが有力だと思います。

WIN5のシンザン記念も臨戦過程が重要。前年11月以降、かつ500万下から上のクラスのレースにおいて5着以内となった経験がない馬は〈0 2 0 32〉と勝ち切れていません。

また、近年は前走で芝1600〜1800メートルのレースを使っていた馬が優勢。両方の条件をクリアしているペルシアンナイトに注目すべきでしょう。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。