[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ヤマカツエースを頭で狙う!」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ヤマカツエースを頭で狙う!」

2017/03/09

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ヤマカツエースを頭で狙う!」

JRAは、騎手のエージェント制度に大きな改革を加えようとしている。その骨子は、専門紙トラックマンの兼業を禁じるものだ。新たな規約でエージェントとなった者には、馬券の購入禁止に加えて、予想禁止というシバリが入る予定で、実施されれば競馬マスコミで予想を公開している者は、事実上、どちらかをやめなくてはならないことになる。

「まだ決まったわけではなく、広く意見を伺ったうえで修正を加えていきたい」としているものの、ほぼこのままの形で押し切るつもりなのは、これまでのJRAのやり方で想像がつく。

いわゆる「エージェント」は、厩舎関係者のそれと同等の情報が入ってくる立場なので、馬券の購入禁止という項目は最初から入れておけばよかったというのが筆者の以前からの見解。とはいえ、予想の禁止とまでなると過剰防衛という気もするのだが。

もうひとつの問題は、この改革によって現行の「騎乗依頼仲介者」の人数が大きく減るのは避けられないわけで、そうなった時に出現すると予想されるのが、大手馬主グループから派遣されるタイプのエージェント。そちらの「兼業」をJRAはどう考えるのか、新たな問題が噴出してくることにも対応を迫られるに違いない。

さて、好メンバーがそろった金鯱賞(と書いた時点で予想行為なのだろう)。頭から馬券を買いたいのはヤマカツエースだ。有馬記念の4着が非常に中身の濃い内容で、池添騎手に言わせると「道中は、かなりの不利がありました。まともでも勝てたとまでは思いませんが、3着ぐらいはあったかと。本当に力をつけています」とのこと。じっくり疲れを取り除いての今季初戦で、それほど人気にならないタイプなのもありがたい。やっぱり強かった、という前に一票を。

プロディガルサンも、前走で高い能力を示したが、反動が出そうなパターンだけに▲まで。安定感ならステファノスが上位か。

中山牝馬Sは、先進的な厩舎経営で早くもリーディング争いに参加している中内田厩舎から、パールコードを狙い撃ち。曲者ぞろいだが、勢いで突き抜けそう。