[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「マッチョになったキズナ本命」 ツイート 2015/02/12 昨春の天皇賞のレース中に左前脚の膝を骨折、4歳シーズンの後半を棒に振ったキズナが、この京都記念でいよいよ戦列に復帰する。 暮れの有馬記念の追い切りが華やかに行われている頃にはすでに帰厩していて、有馬の調教ゼッケンよりキズナのG1ゼッケンのほうが目立っていたほど。佐々木調教師は「山のように時計を積んで、専門紙の時計欄をジャックしてやるんだ」と、その時から張り切っていたものだ。そのひと言だけで、陣営の全てが満足のいく形でキズナが帰ってこれた証拠と考えられる。 当時は見るからに太く見えた馬体だったが、武豊騎手は「太いというよりもマッチョになった感覚。あと、関係ありませんが、黒くなったなあとも思いましたね」と今、最も気になる相棒の姿を見てうれしそうに語ったものだ。黒光りするオーラをまとっていると表現したかったと、私は解釈している。悪い話はどこにもないと断言していい。 追い切りも順調に消化して、佐々木調教師の予言したとおり、時計も山のように積み重なってきた。稽古役の山田調教助手は「時々、テンションが上がるけど、それも動きやすい体になってきたからでしょう。ただ、あれほどのパワーがある馬にポンと尻っぱねされたら、乗り手はゾクッとしますよ」と、独特の表現で戦闘モードに入ってきたキズナを表現する。どこをどうつついても、キズナはキズナだ。相手が誰であれ、本命は揺るがない。 天才少女ハープスターの参戦が、馬券的な妙味はほとんどない本命戦に花を添える。この馬の距離適性はもう少し短いところではないかと思うだけにアラを探したくなるが、キズナ以外とはそもそも持っているものが違いすぎる。1、2着は決定的と思う。 3着もラブリーデイなら3連単で10倍以下。それだけに少しひねって、そろそろ目覚めそうなハギノハイブリッドと、展開利が見込めそうなスズカデヴィアスを。それでも高配当は望めないものの、馬券はそのあたりへ。 東京の共同通信杯は、クラシックを占う好メンバー。ドゥラメンテが、セントポーリア賞のような勝ちっぷりを再現できるようなら、春の主役はこの馬で決まってしまうことになるだろう。 タグ: 武豊番 ,片山良三,栗東ナマ情報,キズナ,天皇賞,京都記念,佐々木調教師,武豊騎手,山田調教助手,ハープスター,ラブリーデイ,ハギノハイブリッド,スズカデヴィアス,共同通信杯,ドゥラメンテ,セントポーリア賞 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [熊本県] [奈良県] [鹿児島県] [高知県] [山口県] [沖縄県] [熊本県] [北海道] [東京都] [東京都]
昨春の天皇賞のレース中に左前脚の膝を骨折、4歳シーズンの後半を棒に振ったキズナが、この京都記念でいよいよ戦列に復帰する。
暮れの有馬記念の追い切りが華やかに行われている頃にはすでに帰厩していて、有馬の調教ゼッケンよりキズナのG1ゼッケンのほうが目立っていたほど。佐々木調教師は「山のように時計を積んで、専門紙の時計欄をジャックしてやるんだ」と、その時から張り切っていたものだ。そのひと言だけで、陣営の全てが満足のいく形でキズナが帰ってこれた証拠と考えられる。
当時は見るからに太く見えた馬体だったが、武豊騎手は「太いというよりもマッチョになった感覚。あと、関係ありませんが、黒くなったなあとも思いましたね」と今、最も気になる相棒の姿を見てうれしそうに語ったものだ。黒光りするオーラをまとっていると表現したかったと、私は解釈している。悪い話はどこにもないと断言していい。
追い切りも順調に消化して、佐々木調教師の予言したとおり、時計も山のように積み重なってきた。稽古役の山田調教助手は「時々、テンションが上がるけど、それも動きやすい体になってきたからでしょう。ただ、あれほどのパワーがある馬にポンと尻っぱねされたら、乗り手はゾクッとしますよ」と、独特の表現で戦闘モードに入ってきたキズナを表現する。どこをどうつついても、キズナはキズナだ。相手が誰であれ、本命は揺るがない。
天才少女ハープスターの参戦が、馬券的な妙味はほとんどない本命戦に花を添える。この馬の距離適性はもう少し短いところではないかと思うだけにアラを探したくなるが、キズナ以外とはそもそも持っているものが違いすぎる。1、2着は決定的と思う。
3着もラブリーデイなら3連単で10倍以下。それだけに少しひねって、そろそろ目覚めそうなハギノハイブリッドと、展開利が見込めそうなスズカデヴィアスを。それでも高配当は望めないものの、馬券はそのあたりへ。
東京の共同通信杯は、クラシックを占う好メンバー。ドゥラメンテが、セントポーリア賞のような勝ちっぷりを再現できるようなら、春の主役はこの馬で決まってしまうことになるだろう。