[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「セントライト記念はセン馬が好走する!」 ツイート 2016/09/15 「血の定め」と「名の定め」には密接な関係があるのかもしれません。 編集部から送られてきた今年の「セン」トライト記念に出走予定馬には「セン」馬カルヴァリオの名が。「セン馬のセントライト記念勝ち馬」といえば、ベテラン競馬ファンはジャパンカップ勝ち馬のレガシーワールドを思い出しますよねぇ。当時はけっこう、話題になったものです。 という話題を書くと「やっぱ、競馬は語呂合わせだよねー」となってしまいそうですが‥‥最近、芸人さんの小籔さんや吉村さんなど、名前で語呂合わせをする競馬予想が絶好調ですものねぇ(苦笑)。 でも、セントライト記念でセン馬が走るのは「血の運命」でもあります。セントライト記念は「セン馬(去勢馬)で活躍する血統」が走りやすいのですから。 レガシーワールドの父はモガミ。同種牡馬はメジロラモーヌやメジロモントレーといった牝馬で活躍馬を出す血統でした。牝馬が強い血統は、牡馬よりもセン馬のほうが走りやすくなります。なぜなら、牡馬は去勢すると、肉の質が牝のようになるから。 したがって、牝馬が活躍しやすい種牡馬は牡馬よりも去勢馬のセン馬のほうが活躍しやすくなるのです。 カルヴァリオの母父はペンタイア。同種牡馬はオセアニアで大ブレイク。GⅠ勝ち馬を多数出しました。オセアニアはセン馬が多い国。セン馬で走る血統が成功する国でもあります。 ちなみに、カルヴァリオの生産者の岡田牧雄さんは去勢によって競走馬を走らせる名人。セン馬でダートGⅠを優勝したサウンドトゥルーも岡田氏の生産馬。実はセン馬のノウハウを知りたく、岡田さんにインタビューをしたことがあるのですが、カルヴァリオの母父ペンタイアの系統は「去勢向き」と言われてました。 さらに、カルヴァリオの父マツリダゴッホは中山芝の鬼。有馬記念を筆頭に中山芝の非根幹距離重賞(クラシックが行われない距離の重賞)を勝ちまくった馬。ただ、マツリダゴッホは現役時代セントライト記念で落馬したんですよね。その時の勝ち馬も、くしくもトー「セン」シャナオーでしたが‥‥。 と、名前のネタのためにカルヴァリオを取り上げてみましたが、ディーマジェスティやマウントロブソンといったディープインパクト産駒の人気馬も走りそうですね。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。 タグ: 亀谷敬正,一攫千金穴馬ドリル,競馬,予想,ブログ,コラム,2016 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [島根県] [韓国] [韓国] [北海道] [栃木県] [茨城県] [東京都] [東京都] [香川県] [長野県]
「血の定め」と「名の定め」には密接な関係があるのかもしれません。
編集部から送られてきた今年の「セン」トライト記念に出走予定馬には「セン」馬カルヴァリオの名が。「セン馬のセントライト記念勝ち馬」といえば、ベテラン競馬ファンはジャパンカップ勝ち馬のレガシーワールドを思い出しますよねぇ。当時はけっこう、話題になったものです。
という話題を書くと「やっぱ、競馬は語呂合わせだよねー」となってしまいそうですが‥‥最近、芸人さんの小籔さんや吉村さんなど、名前で語呂合わせをする競馬予想が絶好調ですものねぇ(苦笑)。
でも、セントライト記念でセン馬が走るのは「血の運命」でもあります。セントライト記念は「セン馬(去勢馬)で活躍する血統」が走りやすいのですから。
レガシーワールドの父はモガミ。同種牡馬はメジロラモーヌやメジロモントレーといった牝馬で活躍馬を出す血統でした。牝馬が強い血統は、牡馬よりもセン馬のほうが走りやすくなります。なぜなら、牡馬は去勢すると、肉の質が牝のようになるから。
したがって、牝馬が活躍しやすい種牡馬は牡馬よりも去勢馬のセン馬のほうが活躍しやすくなるのです。
カルヴァリオの母父はペンタイア。同種牡馬はオセアニアで大ブレイク。GⅠ勝ち馬を多数出しました。オセアニアはセン馬が多い国。セン馬で走る血統が成功する国でもあります。
ちなみに、カルヴァリオの生産者の岡田牧雄さんは去勢によって競走馬を走らせる名人。セン馬でダートGⅠを優勝したサウンドトゥルーも岡田氏の生産馬。実はセン馬のノウハウを知りたく、岡田さんにインタビューをしたことがあるのですが、カルヴァリオの母父ペンタイアの系統は「去勢向き」と言われてました。
さらに、カルヴァリオの父マツリダゴッホは中山芝の鬼。有馬記念を筆頭に中山芝の非根幹距離重賞(クラシックが行われない距離の重賞)を勝ちまくった馬。ただ、マツリダゴッホは現役時代セントライト記念で落馬したんですよね。その時の勝ち馬も、くしくもトー「セン」シャナオーでしたが‥‥。
と、名前のネタのためにカルヴァリオを取り上げてみましたが、ディーマジェスティやマウントロブソンといったディープインパクト産駒の人気馬も走りそうですね。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。