[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「キタサンブラックを素直に重視」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「キタサンブラックを素直に重視」

2017/11/23

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「キタサンブラックを素直に重視」

ジャパンカップが施行される今週末11月26日は、変則的な発走スケジュール。WIN5の発売締め切り時刻は14時20分となっておりますのでご注意ください。

WIN4のオータムリーフSは臨戦過程に注目したい一戦。京都ダ1400メートルで施行された14〜15年を含め、前走の着順が10着以下だった馬は14年以降〈0 0 0 17〉、前走がJRAかつ中京以西(中京、京都、阪神、小倉)のレースでなかった馬は14年以降〈0 0 0 19〉と、それぞれ好走例がありません。

また、14年以降の3着以内馬9頭中8頭は、年明け以降にJRA、かつ中京以西のレースを勝ち切っていた馬。近走、特に西日本でのレースぶりを重視すべきでしょう。

WIN5のジャパンCは実績とコース適性がポイント。前年以降に東京か京都のGⅠで5着以内となった経験がない馬は、09年以降〈0 0 0 64〉でした。GⅡやGⅢを主戦場としてきた馬はもちろん、中山や阪神のGⅠでしか善戦したことがない馬も過信禁物です。

なお、前走が凱旋門賞だった馬を除くと、前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.9秒以上だった馬は、09年以降〈0 0 2 30〉。大敗直後の馬は評価を下げるべきだと思います。

さらに、外国供用種牡馬の産駒は09年以降〈0 0 0 41〉。12年以降の連対馬10頭は、いずれも父か母の父がサンデーサイレンス系種牡馬ですし、日本らしい血統を狙うべきでしょう。

通常の式別ならシュヴァルグランやレインボーラインあたりもおもしろそうですが、WIN5はキタサンブラックを素直に重視したほうがよさそう。あまり手を広げるべきではない5レース目、かつ他の上位人気馬がそれぞれ不安を抱えていることからも、無理に逆らう必要はなさそうです。

◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「コース別本当に儲かる血統大全2017-2018」(ガイドワークス)が好評発売中。