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[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「Dシャークの決め手生きる」 | アサ芸風俗

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「Dシャークの決め手生きる」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「Dシャークの決め手生きる」

2015/02/26

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「Dシャークの決め手生きる」

下級条件の馬が多く、上位へ行くほど馬の数が少なくなるのが競走馬の世界における階級社会の図形。いわゆるピラミッドの形になるのが自然なわけで、広々とした裾野から新しいスターが勢いよく昇っていく姿を見るのはファンの大きな楽しみでもある。しかし、ピラミッドの図形が東西で明確に違うのはよくない傾向ではないかと感じてしまう。

それは関西馬が強い時代が長く続きすぎた弊害とも言うべき現象で、西のピラミッドは裾野から頂上までずん胴に近い図形。対して東のピラミッドは裾野が広がりすぎて頂上がトンガっている図形となっているのだ。3歳未勝利戦や古馬500万などの下級条件戦は、関東圏ではどのレースも満杯状態。対して関西圏では特に距離が長いレースではフルゲートに満たないレースも散見できるほど。関東圏では、上に昇り損ねた馬たちが行き場を求めてさまよっている状態で、逆に関西圏では準オープン、オープンといったてっぺんのクラスで除外が出やすくなっている。どっちのケースも、もったいないことこのうえない。

ピラミッドの正常化がかなうためには関東馬が巻き返すしかないわけだが、その傾向はわずかながらではあるが見えてきている。今年の3歳重賞は東の3勝、西の3勝。久々に、クラシックは東が優勢となる可能性が見えてきているのは、競馬界全体にとっての朗報と思っている。どっちも頑張って、いい競馬を見せてほしい。

さて阪急杯。古馬の戦いは相変わらず関西馬が質量ともに勝っており、関東馬の手を借りなくてもご覧のような豊富なメンバーがそろってしまう。目を引くのは昨秋のマイル王に輝いたダノンシャークの参戦。このあとは高松宮記念に行くつもりはないようで、マイル路線への叩き台ということだが「あまりにも具合がいいので使う」と聞けば、逆に狙いたくなる。ミッキーアイルがいるメンバーならスローにはならないだけに、決め手不発は考えにくい。連軸に信頼。

ミッキーアイルは、このへんで自滅の連鎖に歯止めをかけたい。デキはいいだけに、鮮やかな逃げ切りがあっても驚けない。差しが決まりそうなのはオリービン。ダイワマッジョーレも、そろそろ完全復調があるか。

レッドオーヴァルは、1ハロン延長がプラスとは働かないイメージ。その点、サドンストームはこの距離でも末脚は鈍らない。
武豊騎手はコパノリチャード騎乗。前走、同じ条件で勝ちに等しい内容を残しているだけに、当然、人気になるところ。問題は展開で、ダノンシャークが好位組を早めに掃除してしまうと読めば、この馬も標的にされてしまう一頭。強気に推し切れないのは、そのへんの事情だ。