[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「函館1200メートルは距離短縮馬が激走」 ツイート 2017/06/15 ここ数年の函館芝は、以前よりも速い時計が出るようになりました。年々高速化する馬場の影響で、今週末に行われる重賞レース・函館スプリントSは、去年も1分7秒8のレコード決着。馬場の変化の影響で、走る馬のパターンも変わってきました。 例えば函館芝1200メートルは、ここ数年「距離短縮馬」が走りやすくなっています。時計が出る馬場になった影響で、以前よりもパワーの要素が減り、マイルで発揮されるような伸びのあるスピードが発揮しやすくなったことが影響しているようです。 昨年の函館スプリントSも「前走1400メートル以上」を走っていた「距離短縮」の馬が1〜3着を独占。昨年の夏の函館芝1200メートル全レースを対象にしても、前走1400メートル以上を使っていた「距離短縮」の馬は単勝回収率215%、複勝回収率123%でした。 特に狙いたいのは、前走でボロ負けしていた馬です。「距離短縮」で馬券になった馬のうちの50%は「前走10着以下」。該当馬の複勝的中率は20%。単勝回収率384%。複勝回収率175%と超大幅プラス収支でした。 これは距離短縮馬に限らないことですが、函館芝1200メートルで走る血統の特徴は、ダート適性も高いタイプというのがポイント。 去年の1〜3着馬の父ダイワメジャー、キンシャサノキセキ、キングカメハメハは、当時ダートのランキングで10位以内の種牡馬。15年の人気薄2、3着馬の父クロフネと、14年1着ガルボの父マンハッタンカフェも同様です。 また、父か母父が1400メートル以下のスピード競馬に適性があるノーザンダンサー系が走りやすい特徴もあります。 ジューヌエコールの父はクロフネ。当レースでも実績があり、芝1200メートルGⅠの勝ち馬。芝1200メートル重賞の勝ち馬も複数出していて、なおかつダート適性も高い種牡馬です。 育成するのは、芝1200メートルのGⅠ勝ち馬を何頭も育てた安田厩舎。クロフネ産駒でも芝1200メートルのGⅠを勝っています(カレンチャン)。 ホッコーサラスターも距離短縮組。父はダート適性が高く、短距離適性も高いヨハネスブルグ。母父ダンシングブレーヴは距離短縮で激走する血統です。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。 タグ: 亀谷敬正,一攫千金穴馬ドリル,競馬,予想,ブログ,コラム,2017 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [愛知県] [愛媛県] [北海道] [北海道] [愛媛県] [鹿児島県] [鹿児島県] [茨城県] [石川県] [静岡県]
ここ数年の函館芝は、以前よりも速い時計が出るようになりました。年々高速化する馬場の影響で、今週末に行われる重賞レース・函館スプリントSは、去年も1分7秒8のレコード決着。馬場の変化の影響で、走る馬のパターンも変わってきました。
例えば函館芝1200メートルは、ここ数年「距離短縮馬」が走りやすくなっています。時計が出る馬場になった影響で、以前よりもパワーの要素が減り、マイルで発揮されるような伸びのあるスピードが発揮しやすくなったことが影響しているようです。
昨年の函館スプリントSも「前走1400メートル以上」を走っていた「距離短縮」の馬が1〜3着を独占。昨年の夏の函館芝1200メートル全レースを対象にしても、前走1400メートル以上を使っていた「距離短縮」の馬は単勝回収率215%、複勝回収率123%でした。
特に狙いたいのは、前走でボロ負けしていた馬です。「距離短縮」で馬券になった馬のうちの50%は「前走10着以下」。該当馬の複勝的中率は20%。単勝回収率384%。複勝回収率175%と超大幅プラス収支でした。
これは距離短縮馬に限らないことですが、函館芝1200メートルで走る血統の特徴は、ダート適性も高いタイプというのがポイント。
去年の1〜3着馬の父ダイワメジャー、キンシャサノキセキ、キングカメハメハは、当時ダートのランキングで10位以内の種牡馬。15年の人気薄2、3着馬の父クロフネと、14年1着ガルボの父マンハッタンカフェも同様です。
また、父か母父が1400メートル以下のスピード競馬に適性があるノーザンダンサー系が走りやすい特徴もあります。
ジューヌエコールの父はクロフネ。当レースでも実績があり、芝1200メートルGⅠの勝ち馬。芝1200メートル重賞の勝ち馬も複数出していて、なおかつダート適性も高い種牡馬です。
育成するのは、芝1200メートルのGⅠ勝ち馬を何頭も育てた安田厩舎。クロフネ産駒でも芝1200メートルのGⅠを勝っています(カレンチャン)。
ホッコーサラスターも距離短縮組。父はダート適性が高く、短距離適性も高いヨハネスブルグ。母父ダンシングブレーヴは距離短縮で激走する血統です。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。