[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「1～4枠は〈1 0 1 22〉の大不振」

今週末3月29日は、3場のメインレースにそれぞれ興味深い傾向があります。

WIN3の六甲Sは過去4回のうち3回で単勝6番人気以下の伏兵が勝っている波乱含みの一戦。実績馬がことごとく人気を裏切っていました。なお、11年以降は前走の4角を9番手以下で通過した馬が〈0 1 2 28〉と勝ち切れていません。

WIN4のマーチSも波乱の決着が目立つ重賞。ただし、高齢馬や極端に負担重量が軽い馬までマークする必要はなさそうです。

また、基本的に前走好走馬が強く、前走の着順が5着以下だった馬は09年以降〈2 1 1 43〉といまひとつ。このうち、6歳以上馬は〈0 1 0 29〉、前走がJRA重賞以外のレースだった馬は〈0 0 0 23〉とさらに苦戦していました。メンバー構成しだいでは、それなりにしぼり込めると思います。

一方、WIN5の高松宮記念は、意外と堅く収まりがちなレース。00年以降の優勝馬14頭は、いずれも単勝4番人気以内の支持を集めていた馬です。ちなみに、今年施行される予定のレースに限ると、00年以降に単勝5番人気以下の馬が一度も勝っていないJRAGIは、障害競走を含めてもこのレースだけでした。

12年以降の高松宮記念は若い前走好走馬が優勢。また、前12年以前に京都や阪神の重賞で優勝経験がない馬は〈0 1 0 34〉、1～4枠に入った馬は〈1 0 1 22〉と信頼できません。枠順以外の条件を満たしているうえに展開も向きそうなストレイトガール、ダイワマッジョーレ、前走6着とはいえ、内容的に例外扱いしてもよさそうなリトルゲルダのうち、外めの枠に入った馬を重視したいところです。