[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「マイル以上で2勝以上クルミナルに注目」 ツイート 2015/05/21 桜花賞が外回りコースで行われるようになった07年以降、オークスは桜花賞で3着以内に走った馬の複勝率が55%。複勝回収率は143%。該当馬を単純に買ってもプラスになる優秀なパターンではあります。 ただし、該当馬の40%近くが馬券圏外に消えるのも事実。13年は、桜花賞3着以内馬が全滅。桜花賞で10着に敗れたメイショウマンボが1着。フローラSの1、2着馬が2、3着で、3連単は15万馬券の高配当になりました。 桜花賞3着以内馬は「桜花賞までに芝マイル以上で2勝していた馬」がオークスでも走りやすく、逆にマイル以上で1勝しかしていない馬が上位を占めた年は、桜花賞上位馬が走りづらい傾向があります。 先の13年に桜花賞を勝利したアユサンは、マイルでの初勝利が桜花賞(しかも鞍上は桜花賞だけ違う騎手)。2着のレッドオーヴァル、3着のプリンセスジャックもマイル以上では未勝利の馬でした。 一方、昨年は、マイル以上で2勝していたヌーヴォレコルト、ハープスターが1、2着。順当な決着でした。マイル以上で実績を残してきた馬が桜花賞で上位を占めた年のオークスは、順当な決着になりやすいのです。 今年の桜花賞3着以内馬で、マイル以上で2勝以上していたのはクルミナルのみ。過去の傾向からすると、今年は桜花賞で凡走した馬や別路線の期待値が上がることになります。 とはいえ、今年は桜花賞凡走(9着)のルージュバックが1人気になってしまうかもしれません。今年の桜花賞はマイル以下の適性とパワーに優れたタイプに有利なレース。1800メートル以上で3勝の同馬にとっては厳しいものとなりました。2人気以下に落ちるなんておいしい話はなさそうですし、このレース自体妙味がないかもしれません。 桜花賞凡走組からもう1頭の注目馬をあげるなら、キャットコイン。近親に同コースの頂点ジャパンCを優勝したゼンノロブロイ。母父ストームキャットは、ダービー馬キズナを出すなど、最近の東京芝2400メートルでは母系に入って注目すべき血。ただ、これも6人気前後の穴人気になってしまうかもしれません。 特殊レースだった今年の桜花賞でも崩れずに2着に走ったクルミナルが同じような人気なら、こちらが買いです。オッズも加味した最終決断はHPで。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。 タグ: 亀谷敬正,一攫千金穴馬ドリル,競馬,予想,ブログ,コラム,2015,オークス,桜花賞,メイショウマンボ,アユサン,レッドオーヴァル,プリンセスジャック,ヌーヴォレコルト,ハープスター,クルミナル,ルージュバック,キャットコイン,ゼンノロブロイ,ストームキャット,キズナ エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [岩手県] [新潟県] [沖縄県] [岐阜県] [宮城県] [韓国] [宮城県] [北海道] [北海道] [愛知県]
桜花賞が外回りコースで行われるようになった07年以降、オークスは桜花賞で3着以内に走った馬の複勝率が55%。複勝回収率は143%。該当馬を単純に買ってもプラスになる優秀なパターンではあります。
ただし、該当馬の40%近くが馬券圏外に消えるのも事実。13年は、桜花賞3着以内馬が全滅。桜花賞で10着に敗れたメイショウマンボが1着。フローラSの1、2着馬が2、3着で、3連単は15万馬券の高配当になりました。
桜花賞3着以内馬は「桜花賞までに芝マイル以上で2勝していた馬」がオークスでも走りやすく、逆にマイル以上で1勝しかしていない馬が上位を占めた年は、桜花賞上位馬が走りづらい傾向があります。
先の13年に桜花賞を勝利したアユサンは、マイルでの初勝利が桜花賞(しかも鞍上は桜花賞だけ違う騎手)。2着のレッドオーヴァル、3着のプリンセスジャックもマイル以上では未勝利の馬でした。
一方、昨年は、マイル以上で2勝していたヌーヴォレコルト、ハープスターが1、2着。順当な決着でした。マイル以上で実績を残してきた馬が桜花賞で上位を占めた年のオークスは、順当な決着になりやすいのです。
今年の桜花賞3着以内馬で、マイル以上で2勝以上していたのはクルミナルのみ。過去の傾向からすると、今年は桜花賞で凡走した馬や別路線の期待値が上がることになります。
とはいえ、今年は桜花賞凡走(9着)のルージュバックが1人気になってしまうかもしれません。今年の桜花賞はマイル以下の適性とパワーに優れたタイプに有利なレース。1800メートル以上で3勝の同馬にとっては厳しいものとなりました。2人気以下に落ちるなんておいしい話はなさそうですし、このレース自体妙味がないかもしれません。
桜花賞凡走組からもう1頭の注目馬をあげるなら、キャットコイン。近親に同コースの頂点ジャパンCを優勝したゼンノロブロイ。母父ストームキャットは、ダービー馬キズナを出すなど、最近の東京芝2400メートルでは母系に入って注目すべき血。ただ、これも6人気前後の穴人気になってしまうかもしれません。
特殊レースだった今年の桜花賞でも崩れずに2着に走ったクルミナルが同じような人気なら、こちらが買いです。オッズも加味した最終決断はHPで。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。